本日は日頃お世話になっているハウスメーカー様主催の
「自由研削砥石」の「特別教育」を受講してきました。
この「自由研削砥石」というのは外構・エクステリア工事で一番使用頻度が高い
「ディスクグラインダー」や「切断機」を含めた機械類で
ブロックやレンガ、コンクリート、金属材料の切断や切削、加工には無くてはならない機械で
造園、外構・エクステリア工事には欠かせない電動工具です。
しかし、このような硬い材料を切断、加工する機械ですから当然のように危険度も高く、
現場での事故も多いのが実情です。
ですので、厚生労働省の定める安全衛生法及び関連省令では
この機械の「砥石=刃の取り換え」及びその取り替え時の「試運転」を行う者は
この「特別教育」を受講しないといけないように定めています。
これはどういうことかというと、この特別教育を受けていない作業員が、
現場で機械の刃を交換したりして、万が一事故が起こってしまった場合には
安全衛生法により労働災害も認められず、事故で傷害を負っても
何も補償されないということを意味します。
そればかりでなく、安全衛生を怠ったとして雇用している事業主や元請にも
罰則が科せられます。
もちろん事故が無いのが一番であり、作業者である我々も自分の身の安全が一番大事です。
その上、万一事故をお押してしまった場合施工させて頂いているお施主様にも
施工上にも精神的にも多くのご迷惑がかかってしまいます。
これまで当たり前のように施工上必要と思っていた作業のうちの一つでしたが
我々の作業は危険が伴うのも事実。
これからも安全第一で作業するようにしていきたいと思います。
安全な施工のために
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