コニファー : 造園・お庭のことなら大津市の北村庭園にお任せ下さい

先日は滋賀県大津市仰木の里にて樹木の伐採作業をさせて頂きました。

当店のこのブログでも、今までにいくつか伐採の作業をUPさせて頂いておりますが
もともと植えていた樹木が思っていた以上に大きくなりすぎて・・・
ということは多いですね。
とても広いお庭で大きくなってしまったならだけなら良いですが、
通行の妨げになるとか、日当たりが悪くなったり、
雨樋のつまりの原因になったり・・・・ご近所のご迷惑にもなりかねません。

今回お伺いしたお庭では斜めに倒れたまま大きくなってしまっていました。
樹木は｢ブルーアイス｣という名のコニファー（針葉樹）。

数年前に爆発的に人気の出た洋物コニファー。
造園業者もこぞって植栽樹種として選んでいましたねぇ・・・
園芸店でもコンテナプランツとして至るところで売られていました。
しかし実際は日本の針葉樹と違い、ヒノキ科（特にイトスギ属）の樹木は
根張りが弱い時期の成長が著しいため、倒れやすい樹種です。
風の強いこの地域ではどちらかというと不向きかと思います。

 

 



 

大きくなりすぎたり、倒れてしまった樹木等でお困りでしたら
是非ご相談ください。

 

昨年の年末にお伺いした大津市のお庭です。
今回からお世話させて頂くことになったこのお庭は、
お施主様がご入居されるまでしばらく手入れがされていなかったため、
生垣風に列植された‘コノテヒバ’（ヒノキ科）がかなり伸び放題になっていました。



このコノテヒバは数年前に良く植えられた品種ですが、
他のコニファー（針葉樹）同様、日が当らない枝内部は
自然淘汰的に葉が枯れ込みます。
（自身で無駄な部分を落としていくわけです）
しかし、このすでに葉が無くなったところからはなかなか萌芽せず、
日の当たる外側だけは旺盛に伸びていくので、
毎回の剪定は緑の葉があるギリギリのラインまで刈り込まないと
年々樹木が大きくなってしまいます。

今回のこの樹木は数年間切られ慣れていないため、ダメージを考慮して
やや軽めの剪定にしました。



次回からは樹形維持のためにだんだんと強めの剪定にしていく予定です。