昨年の年末にお伺いした大津市のお庭です。
今回からお世話させて頂くことになったこのお庭は、
お施主様がご入居されるまでしばらく手入れがされていなかったため、
生垣風に列植された‘コノテヒバ’(ヒノキ科)がかなり伸び放題になっていました。
このコノテヒバは数年前に良く植えられた品種ですが、
他のコニファー(針葉樹)同様、日が当らない枝内部は
自然淘汰的に葉が枯れ込みます。
(自身で無駄な部分を落としていくわけです)
しかし、このすでに葉が無くなったところからはなかなか萌芽せず、
日の当たる外側だけは旺盛に伸びていくので、
毎回の剪定は緑の葉があるギリギリのラインまで刈り込まないと
年々樹木が大きくなってしまいます。
今回のこの樹木は数年間切られ慣れていないため、ダメージを考慮して
やや軽めの剪定にしました。
次回からは樹形維持のためにだんだんと強めの剪定にしていく予定です。