先日の日曜日はあいにくの雨でしたが、
いつも懇意にして頂いている歯科医院様の剪定にお伺いいたしました。

診察時ですとやはり患者様にも迷惑を掛けるかもしれないという
当方の意向により、毎回休診日に作業させて頂いております。

剪定する樹木は‘シマトネリコ’(モクセイ科)です。
一番最初にお伺いした時にはまだ可愛く、さらさらっとした感じでしたが
数年経った今はこの樹木の「根付くと旺盛に育つ」という特性と
気候のせいか・・・・今年は特に‘伸び盛り’でした。。。。

H歯科 '14夏季剪定前

この樹木たちの後ろ側にあたる部屋はこの医院の待合室になり、
茂りすぎた樹木の葉でおそらく暗い感じだったかもしれません。
また、軒下に植えられている条件上、「道側」へ枝葉が伸びてしまっています。

そこで今回はかなりの強剪定。
樹形を整え、待合室に心地よい木漏れ日が差す程度にさらさらっと仕上げます。

H歯科 '14夏季剪定後

作業前の写真と比べればかなりすっきりして「こんなに切って大丈夫?」と
思われるかもしれませんが、樹木の特性や今までのこの樹木の今までの関わり
においての「判断」と「お施主様の意向」のバランスを考えた剪定です。
もちろん「見た目」も・・・・・

「来期はどんな感じかな?」。。。。
ハサミを持った職人と樹木の無言の会話が当店では日常茶飯事です。。。^^