伐採 : 造園・お庭のことなら大津市の北村庭園にお任せ下さい

先日は滋賀県大津市仰木の里にて樹木の伐採作業をさせて頂きました。

当店のこのブログでも、今までにいくつか伐採の作業をUPさせて頂いておりますが
もともと植えていた樹木が思っていた以上に大きくなりすぎて・・・
ということは多いですね。
とても広いお庭で大きくなってしまったならだけなら良いですが、
通行の妨げになるとか、日当たりが悪くなったり、
雨樋のつまりの原因になったり・・・・ご近所のご迷惑にもなりかねません。

今回お伺いしたお庭では斜めに倒れたまま大きくなってしまっていました。
樹木は｢ブルーアイス｣という名のコニファー（針葉樹）。

数年前に爆発的に人気の出た洋物コニファー。
造園業者もこぞって植栽樹種として選んでいましたねぇ・・・
園芸店でもコンテナプランツとして至るところで売られていました。
しかし実際は日本の針葉樹と違い、ヒノキ科（特にイトスギ属）の樹木は
根張りが弱い時期の成長が著しいため、倒れやすい樹種です。
風の強いこの地域ではどちらかというと不向きかと思います。

 

 



 

大きくなりすぎたり、倒れてしまった樹木等でお困りでしたら
是非ご相談ください。

 

先日は滋賀県大津市北部にて高木の伐採作業をさせて頂きました。

今回伐採させて頂いたのは‘レモンユーカリ’（フトモモ科）です。
オーストラリア等原産の樹木、コアラの大好物で有名ですね。
葉から抽出した精油はアロマオイルの原料の原料ともなり
人気の植物ではあります。

園芸ショップでも、寄せ植えや鉢植え、小さなPOTで売られていることも多いのですが、
このユーカリは非常に環境への適応も強い上に成長も著しく・・・・
鉢ではなく露地植え（地面に植える）にしてしまうと？？
店頭に並んでいたかわいらしさはどこへやら。。。
あっという間に成長してしまいます。

今回伐採したユーカリはこんな感じ。
当初園芸店で植えられていた鉢植えを地面に植えたところ
あっという間に5ｍまで伸び、強風にあおられて倒木。。。
その後切り詰めて様子を見ていたらさらに8ｍ伸び・・・
一旦地面から1ｍのところで強剪定。。

しかし・・・・それから2年後の姿がこれです。



隣にある脚立の長さが2.4ｍ・・・・
やはりあっという間に8ｍ近くまで成長してしまっています。
伐採して倒す方向とは逆側には電気と電話の引込み線が通っており、
そちら側に倒れてしまうととんでもないことになってしまいます。
風向きや鋸歯の入れ方を考えてうまく伐採することが出来ました。

今回は完工写真が撮れなかったのですが、地上部80cmくらいのところまで
切り戻させて頂きました。
生命力旺盛なのでこれから芽吹くとまた同じようになりますが、
それはお施主様がちゃんと管理するとのこと・・・

我々造園業者ではこういう風にあまりにも大きくなる樹木に関しては
植える場所や環境を考えて植える業者が多いと思いますが、
（すべての造園業者がそうではないことも事実です）
園芸店ではかわいらしく見える植物たちもそれは鉢植えでのこと・・・

意外と地植えしてしまうと大きくなってしまう植物は多いのです。
園芸店で購入された樹木を地植えされる場合は十分お調べくださいませ。